身近な動物や植物の不思議なことや生きものとのふれあいについての観察、調査、実験、標本などの活動を評価する第29回木原記念こども科学賞の小学校低学年(1〜3学年)の部で、栄区小菅ケ谷小の小野拓音さん(3年)が神奈川新聞社賞を受賞した。県内の小中学生を対象にしたもので、低学年の部は132点の応募があった。
小野さんは昨年に引き続き2年連続の受賞。「すごく嬉しい」と満面の笑みだ。『アメリカザリガニのふしぎ大けんきゅう2 ほう卵から子ザリガニの成長まで』と題し、表紙を含め25枚のレポートに写真と解説を自らの文字でまとめた。観察は2020年12月25日から翌年8月21日までの約8カ月間。飼育ケースで抱卵したアメリカザリガニを育て、卵の成長や子ザリガニの成長などを細かく観察した。子ザリガニへの餌付けに成功したことが印象に残っているという小野さんは「ぼくの手からエサを食べてくれると、うれしくてますます愛じょうが深まった」と記録にまとめた。
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