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公開日:2022.07.21
石井誠弁護士が答える
元気の出る法律相談(143)
監護者指定の判断基準
Q 妻が突然、未成年の子を連れて家を出ていってしまいました。子の状況が心配です。どうしたらよいでしょうか。
A、子の状況を把握する方法としては、面会交流を求めることや、質問者様を監護者として指定させた上で、子の引渡しを求める方法などが考えられます。子の監護者を定める際には、両親のどちらを監護者とすることが「子の利益」に適うかが基準となります。
「子の利益」を判断する際には、個々の事案ごとに様々な事情が総合的に考慮されます。実務を踏まえると、判断要素は主に、【1】子の従前の監護状況、【2】子の現在の監護状況、【3】父母の監護能力・監護態勢、【4】子の事情に分類されます。
今回のケースでは同意なく子を連れ去ったということですので、違法な連れ去り行為として、監護者としての適格性に疑問があると判断されることも考えられます。他方で、従前の監護状況、子を連れ出す際の具体的な経緯や態様等によっては絶対ではありません。
結局、それぞれの事案ごとに具体的に考えていかなければなりません。
法律に関することは法律のプロである弁護士にお気軽にご相談下さい。
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