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公開日:2022.11.03

全国すし技術披露会
齊藤さん(栄区内よろい寿司)が銀賞
「握り」部門に初出場

  • 賞状を手に笑顔の齊藤さん=提供写真

 寿司の伝統技術の保存と向上を目的に行われる「全国すし技術披露会」(全国すし商生活衛生同業組合連合会主催)がこのほど新宿の京王プラザホテルで実施された。栄区小菅ケ谷の「よろい寿司本郷台本店」の齊藤剛さんが、初出場ながら「握りずし披露」の部で見事銀賞に輝いた。

◇  ◇  ◇

 同大会はこれまで4年に一度開催されてきたが、コロナ禍で延期が続き今回7年ぶりの開催となった。

 当日は全国各ブロックの予選上位者約70人が会場に集結し「巻きずし披露」、「握りずし披露」、「関西江戸盛披露」の3種目ごとに分かれて開催。審査基準は調理技能のほか、衛生面や仕事の段取り、片付けなども採点の対象で、全員が同じ食材を使用し、日々の仕事で磨いた技術を存分に競い合った。

 職人歴30年の齊藤さんが披露したのは「花」をテーマにした作品。フジの花を模した巻き寿司やアジサイの花に見立てたイカの細工寿司で、春から初夏に移り変わる時期の華やかさを表現した。

 これまで同店とそのグループ店での大会には参加していたが、外部の大会には初めて出場したという齊藤さん。受賞について「喜びよりも驚きの方が大きかった。最初は間違えて呼ばれたのかと思った」と話すも、店を訪れる客に「おめでとう」と祝福の声を掛けられるたび、徐々に実感が湧いているという。

 今後の目標については「次回こそは金賞を狙っていきたい」と意気込みを語った。

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