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港南区・栄区 教育

公開日:2022.11.24

祝150周年日野小学校
「感謝」「笑顔」で伝統紡ぐ
今昔、写真で振り返る

  • 【1】150周年の空撮【2】明治大正時代の校舎【3】昭和4年の上棟式【4】昭和30年頃の日野小

  • 体育館で行われた式典

 春日の森に見守られ地域とともに歩んできた横浜市立日野小学校(港南区日野7丁目11の1)が2023年に節目を迎えるにあたり11月19日、同校体育館で「創立150周年お祝いの会」が行われた。今週号のタウンニュース港南区・栄区版では150年の歴史を写真で振り返るとともに、式典やこれまでの小学校の歩みなどを紹介する。

◇  ◇  ◇

 日野小が開校する前、地域の子どもたちの学習の場は徳恩寺や聖福寺で開かれていた寺子屋が主だった。1872年(明治5年)の学制公布を受けて翌年に春日神社と徳恩寺の前に「第一大学区第七中学区第五十五番小学日野学舎」として開校。当時の日野小は約300坪の校庭に、60坪ほどの茅葺屋根の木造平屋建て。周囲は山に囲まれている中、50人の児童を2人の教師が見ていた。

 1880年(明治13年)に「公立日野小学校」へ改称。その後、1929年(昭和4年)に現在の場所に校舎を新築し、1947年(昭和22年)に「横浜市立日野小学校」となる。1972年(昭和47年)に創立100年記念式典を実施。児童数増加に伴い、港南台第一小や日野南小、小坪小が分離独立していった。現在の学校教育目標「ともに学び合い自分らしく輝く日野の子」は2008年(平成20年)に改訂された。

児童主体の記念式典

 日野小児童数は全校で344人(11月時点)。150周年のテーマとして「未来へつなぐ日野小 〜みんなに感謝 みんなが笑顔〜」を掲げ、さまざまな学校行事を実施してきた。11月19日、同校体育館で「日野小学校創立150周年お祝いの会」が開催された。

 栗原敏也港南区長など来賓も参列する中、児童が司会進行を務めた。オープニングは3年生の合唱。その後、日野小学校150年のあゆみの特別映像をおやじの会が作成した巨大スクリーンに投影し、学校の歴史を紹介した。各学年の発表の最後には校歌斉唱で祝う会を締めくくった。

 児童運営委員会の6年生は「6年間のありがとうと150年おめでとうを伝えることができた」と話していた。

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