港南区・栄区 トップニュース教育
公開日:2023.03.02
芹が谷南小6年2組
「せりぎん」商店会応援
交通安全ポスター掲示
横浜市立芹が谷南小学校(大島恵子校長)の6年2組児童24人がこのほど、総合の学習の一環で芹が谷銀座商店会「せりぎんタウン」を盛り上げるため、交通安全ポスターやカラフルな掲示物を作成した。
◇ ◇ ◇ ◇
創立50周年を迎えたこともあり6年2組では『地域』をテーマに学習を進める中で、同エリアにある商店街「せりぎんタウン」に着目した。
児童は「自分たちで盛り上げたい」と昨年9月に商店街を調査。肉や魚を扱う店舗、インド料理店、韓国料理店など当日は9店舗が開店していることを確認した。その後、せりぎんタウンをホームページなどで調べて、森永牛乳販売店「マミーショップ」を経営する小河原健二さん(90歳)が同商店会の会長であることに気づいた。
「本気で頑張ろう」
現地調査から1カ月後、6年2組児童は小河原会長へインタビューを実施。最盛期は30店舗以上の会員が商店会に加盟していたことやさまざまなイベント、テレビ撮影などで盛り上がっていた話を聞いた。そして小河原会長の「せりぎんはつぶさないよ」という強い思いに児童が「私たちも本気で頑張ろう」と心を打たれたという。
会長とのインタビューの中で、商店街内では自転車を降りて押して通行する規則を守らない人がいることが判明。小河原会長から交通安全ルールを促すポスターの作成を依頼され、児童らがオリジナルポスターなどを作ることになった。
会長「明るくなった」
2月27日、せりぎんタウンで6年2組児童がポスター掲示活動を実施。「自転車は降りて通ろう」「走るな危険!事故るぞ」などのメッセージに合わせ作成した交通安全ポスターを各所に貼っていった。また、「WELCOME to せりぎんタウン!」とカラフルな標語も掲示板に貼り付けた。
小河原会長は「児童のアイデアはすごい。カラフルなポスターで商店街が明るくなった」と笑顔を見せた。参加した児童は「せりぎんタウンをより良くするために活動してきた。会長の協力などのおかげで活動することができた」と語った。
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