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公開日:2024.02.15

少年サッカー日産スタジアム杯
栄区選抜21年ぶり頂点
初の二冠達成

  • 栄区選抜のメンバー=佐藤監督提供

  • フラッグを掲げ応援

 横浜市内18区ごとの少年サッカー選抜チーム同士が争う「第26回 日産スタジアム杯」がこのほど閉幕し、栄区選抜(佐藤一喜監督)が決勝で泉区選抜を下し21年ぶりの頂点に返り咲いた。18区選抜が参加した昨年4月のマリノス杯に続き、栄区選抜チーム結成以来初となる二冠を達成した。

 栄区内の小学校等を母体とした公田SCとFC本郷、FCサンダース、小山台SC、FC本郷、横浜栄FC、FCプラタノの7チームから24人の6年生が選抜チームとして招集された。

 日産スタジアム杯は横浜市内18区選抜が出場し、トーナメント方式により優勝チームが決定する。栄区選抜は1試合目の港南区選抜、2試合目の中区選抜との対戦を順当に勝ち上がりベスト8に進出。1月28日の準々決勝で金沢区選抜と対戦するも、両チーム共にゴールを奪えずPK戦に突入した。PKでは4対2のスコアで準決勝に進んだ。

 同日の準決勝は港北区と対戦。先制点を許す苦しい展開だったが、同点に追いつき、さらに逆転に成功。しかし、終了間際に失点し、PK戦にもつれ込んだ。ここでも勝負強さを発揮し、PK戦を制し、決勝へ駒を進めた。同チームの佐藤監督は「マリノス杯優勝時と同じ流れで、チーム力が増していることを実感した」と戦いぶりを評価する。

応援団が後押し

 プロサッカー選手がプレーする日産スタジアムで4日、決勝戦が行われた。対戦相手は個人技術の高い泉区選抜。決勝戦では各チーム関係者に声かけを行い、約300人の大応援団がスタジアムに駆け付けた。栄区選抜チームのフラッグに加え各チームの団旗を掲げ、勝利を祈った。

 決勝戦前半は相手に圧倒され泉区選抜チームのワンサイドゲームで失点を許す展開に。ハーフタイムに監督がアドバイスすると、選手は後半に躍動。同点に追いつき延長戦へ。延長後半に値千金の勝ち越しゴールを決め2対1で頂点に立った。

 佐藤監督は「史上初の二冠を達成できて嬉しい」と笑顔で語った。

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