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港南区・栄区 教育

公開日:2025.09.17

園選びのポイントは?
港南区と栄区の幼稚園協会支部長に聞いた

  • 園選びを語る小嶋港南支部長(左)と須藤支部長

 横浜市では、例年10月15日以降に幼稚園・認定こども園の入園願書配布が始まる。そこで、港南区・栄区編集室では各幼稚園等の願書配布のタイミングに合わせ、「横浜市幼稚園協会」の小嶋千英子港南支部長(野庭幼稚園園長)と須藤伊佐夫栄支部長(いいじまひがしこども園園長)にインタビューを実施。入園を決める際のポイントなどを聞いた。

―港南区、栄区の横浜市幼稚園協会の加盟園は、それぞれいくつありますか?

 小嶋「港南区は11園(安部幼稚園、あゆみ幼稚園、認定こども園 大谷幼稚園、春日野幼稚園、金井幼稚園、かもめ幼稚園、関東学院のびのびのば園、港南台幼稚園、野庭幼稚園、認定こども園 ムロノキッズ 室の木幼稚園・プリスクール室の木、幼保連携認定こども園 森が丘幼稚園)です」

 須藤「栄区は8園(飯島幼稚園、いいじまひがしこども園 飯島東幼稚園・飯島東保育園、認定こども園 いのやま いのやま幼稚園 いのやま保育園、鍛冶ヶ谷カトリック幼稚園、小菅ヶ谷幼稚園、新大船幼稚園、認定こども園 中野幼稚園中野どんぐり保育園、やまゆり幼稚園)です」

 ※港南区、栄区内には上記のほかにも、市幼稚園協会に加盟していない幼稚園等があります。

―近年の幼稚園の特徴は?

 小嶋「幼稚園は『教育』に重点を置いており、単に子どもを預かるだけではなく、幼少期に必要となる基本的な生活態度や社会性を育むことに力を入れています。また、近年の幼稚園は、共働きで子育てをする家庭が増えていることもあり、夕方以降の預かり保育や土曜日の受け入れを行うなど保護者のニーズに応じたサービスを拡充しています」

 須藤「近年は、事前に作成した計画をもとに園全体で同じ活動をする『一斉教育』から、子どもの自主性を重視し、行事の内容やその日の活動内容を園児自身が選ぶ『自由保育』へと方針を切り替えている幼稚園が多い印象です。園児たちの声を聞き、やりたい事を実現させることで、自主性などを養うことが目的です。栄区内でも幼稚園によって違う部分もありますが、多くが『自由保育』へと方針を転換してきています」

―園選びのポイントは?

 小嶋「インターネット上の情報は不確かなものもあります。ホームページや口コミに頼るのではなく、実際に自分の目で各園を見て、先生の子どもへの接し方や、声掛け、園の教育内容や方針などを直接確認することが大切だと思います」

 須藤「実際に園へ足を運び、見学することを推奨します。そして、現地で『セキュリティ面』や『施設の充実度』などを確認すると同時に、『職員が元気に楽しそうに働いているか』という点にも意識を向けてみてださい。保育士を含め、園の職員が楽しみながら働いていないと、預けられる子ども達も楽しくないと思います。園全体の雰囲気を見ながら『子どもが楽しく通えそうか』という視点を持ちながら見学会に参加みるのがおすすめです」

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