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港南区・栄区 社会

公開日:2026.01.22

栄区ボラ団体
「いでたち」が大臣賞
高齢者支援などが評価

  • 松永区長(左)と会員ら

 栄区で活動する団体「ボランティア いでたち」(林眞代表)がこのほど、社会福祉・ボランティアにおいて功労のあった団体や個人を対象とする厚生労働大臣表彰を受賞した。7日には松永朋美栄区長から表彰状が手渡された。

 1998年に結成されたいでたちは、栄区で高齢者や障害者の自宅での草刈りや剪定、パソコン講座の実施、その他イベント手伝いなどに従事。その幅広い活動内容が評価された。会員たちは自らを「支援のデパート」と称し、「自分たができることを、できる時に、できる範囲で」というスローガンの下、長年支援を行ってきた。

 結成のきっかけは97年に区役所で行われたボランティアの養成講座。講座は当時、区内でボランティアに取り組むのがほとんど女性だったことから男性を対象に開催された。いでたちはその内の参加者13人で結成。現在、賛助会員には女性もいるが、実際にボランティアに取り組む会員は全員男性で構成されている。「漠然とボランティアをやってみたいと思っている人の集まりだったので、内容は明確にせず、『できることは何でもやる』という方針になったと先輩たちから聞いている」と林代表。

 その方針が現在まで引き継がれ、昨年度の活動件数は70件以上。通常、依頼は区民から社会福祉協議会を通して同団体に届けられるが、会員に直接依頼の電話が来ることもあり、リピーターが多いという。林さんは「点検商法などの詐欺を警戒して、業者ではなく多少時間がかかっても我々に庭木の剪定などを頼む人も多い」と実情を語る。

 また、会員同士の交流が活発なのも同団体の特徴。新年会や暑気払いなど懇親を深めるイベントを定期的に企画している。「退職後の男性の居場所作りとしての機能もある」と林さん。

 今後の課題は人員の確保。多い時は70人ほどいた会員もコロナ禍をきっかけに減少し、現在は28人。平均年齢は約80歳となり、高齢化も進行している。「今後はより地域の人たちに働きかけて、人員確保に努めたい」と方針を示した。

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