中区の本牧市民公園内の上海横浜友好園の改修工事が終了し、7月26日にリニューアルオープンした。
同園は横浜上海友好都市提携15周年などを記念して1989年に上海市から寄贈された中国江南様式の庭園と建築。
工事は本市と上海の協同で実施され、建物の主要資材および中国の専門職人13人が上海市より派遣され、約3カ月かけて施工された。
2010年に老朽化と安全確保のため、閉鎖した同園。その後、18年から19年にかけて主屋の玉蘭庁と湖心亭を木造から鉄筋コンクリートに。20年から21年には庭院の門塀の復元工事など、上海市の確認や助言を受けながら主要な建物を全面建て替えした。玉蘭庁や竹門入り口にはスロープを整備し、バリアフリーの対応も行った。
また、玉蘭庁では、解説展示や休憩用のテーブル、椅子が設置され、新たな見どころとして生まれ変わった。
リニューアルオープンした7月26日には開園式典が実施された。当日は、横浜市の関係者や、日中友好団体などが出席し、テープカットや見学会が行われた。新型コロナ感染症の影響で会場に出席できなかったが、上海市の関係者からは祝いの言葉が贈られた。また、同園内には記念樹として紅白の梅の木も植えられた。建設当時を復元し、上海市の「市の花」でもあるハクモクレンも植えられている。
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