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公開日:2021.09.02
横浜武道館
地域に親しまれる施設に
コロナ禍で1周年
7月18日に開館1周年を迎えた横浜武道館=中区翁町2。現在は9月から12月まで開催の教室参加者を募集している。
コロナ禍での船出となったため、施設利用がスタートしたのは昨年11月。ダンスなどの一部の教室は、閉館した横浜文化体育館(文体)からの継承だったため参加者は集まった。一方、新設した空手や柔道などの募集は難航している。
6月には、関東学生卓球連盟主催の大会にコロナ感染者がいたことが判明するなど、貸館としての運営管理の難しさもある。イベント主催者にはコロナ対策報告書の提出を義務付けるなど、対応を徹底しているという。
武道館は、文体の建替えとともに関内関外地区の活性化拠点。7月にはバスケットボールBリーグ所属の「横浜エクセレンス」が武道館をホームアリーナに決定するなど、新たな動きも出てきた。開館当初は地域住民の館内見学会も企画していたがコロナの影響で中止に。大山圭子館長は「地域の方々により一層、親しまれる施設にしていきたい」と話す。
施設は4階建てで、2階には約2600平方メートルのアリーナ、1階に約860平方メートルの武道場と約190平方メートルの多目的室がある。アリーナではフットサルの試合やプロレス興行などが行われており予約率は7、8割と高い。一方、武道場と多目的室は5割程度にとどまる。
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