伊勢佐木警察署(川名愛司署長)は、土砂崩れや河川氾濫などの大規模災害時にショベルカーなどの重機械の提供および操作員の協力を得る協定を中区住吉町の建設会社・(株)白井組と締結した。8月31日には同警察署で協定締結式が行われ白井組の白井崇雄社長が出席した。同署では、災害時の重機械提供の協定は今回が初めて。
この協定は大規模災害の被害拡大防止と早期回復を目的としたもの。
白井社長は、同警察署協議会のメンバーを務めており、協議会の話し合いの中で同署において重機械提供の協定がないことを知り、災害時の提供を申し出たという。白井社長は「各地の災害においても、地元の中小企業が初期対応をしている。地元の建設会社として災害時の重機械および人員の派遣は当たり前のことだと考えている」と話した。
協定締結を受け川名署長は「近年は風水害被害が全国的に数多く発生しており、地震もいつ発生してもおかしくない。今回の協定で管内の安全安心につながる」と感謝していた。
同署では、災害などの緊急時に警察車両への燃料提供や警察署の建物倒壊時に活用する施設の確保など、15団体・事業所と協定を締結しており、白井組で16団体目。災害時に重機械提供を定めた同様の協定は、県内54署のうち27署39件あるという。
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