西消防署職員の指導による救急法研修会が9月8日、綜合警備保障株式会社(ALSOK)横浜支社(中村成孝支社長)=西区みなとみらい=で実施された。7月に西消防団に入団した同支社の9人の社員が参加した。
この取り組みは、救急の日(9月9日)および救急医療週間(9月5日〜15日)に際して行われたもの。ALSOK横浜支社は警備会社として市内初の消防団協力事業所となっており、社員9人が消防団に入団、今回が初の研修会となった。
研修会では、通常業務終了後に新型コロナウイルス感染対策を徹底した中、消防署職員から救急現場における注意事項、心肺蘇生法、AED操作を学んだ。
参加した同支社機械警備隊の村山望(29)さんは「社内研修などで心肺蘇生法やAEDの使用方法は学んでいるが、消防署員の現場の話はわかりやすく参考になった。現場での活動にいかしていきたい」と語っていた。
中村横浜支社長は「西消防団の活動を通じて、西区のために地域貢献を行うとともに、社員の防災力を向上し業務にいかしてきたい」と話していた。
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