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公開日:2021.11.04

【Web限定記事】横浜中華街を照らす
「春節燈花」がスタート
山下町公園にはランタンオブジェも

  • 山下町公園の「龍」(右)と今年新たに設置した「鳳凰」のランタンオブジェ

  • 点灯式で披露された獅子舞

  • 中華街大通りを泳ぐ龍のイルミネーション

 横浜中華街全体をイルミネーションで彩る「2022春節燈花」が11月1日から始まった。春節に向けた「序曲」として横浜中華街発展会協同組合が実施して18回目。

 提灯やランタン、赤色LEDを使用した光のラインを組み合わせ、縁起が良いといわれる「赤」と「金」を基調とした華やかな光で街全体を幻想的に演出する。加賀町警察署前には大型のランタン「財神」、山下町公園には「龍」と「鳳凰」の大型ランタンオブジェが夕闇の中で浮かび上がる。

 昨年に引き続き、中華街大通りと関帝廟通りの2つのメイン通りには、強さと幸運をあらわす「百節龍」と「五十節龍」が頭上に泳ぐように掲示されている。発展会によると今年のイルミネーションに使用する電力はすべて再生可能エネルギーでまかなうなど環境に配慮しているという。

 11月1日には中華街大通りの善隣門近くで、発展会の高橋伸昌理事長と2022春節実行委員長の余凱さんによる点灯式が行われた。その後、爆竹とドラの音ともに獅子舞が披露され、コロナ禍を吹き飛ばすように中華街を活気づけていた。

 高橋理事長は点灯式で「春節燈花を実施することで、皆さまが中華街で素敵なひと時を過ごす一助になれば」と期待していた。

 イルミネーションは来年2月28日まで毎日午後4時から11時まで点灯する。

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