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公開日:2021.12.16

「今年の食トレンドは?」
西区本社のクックパッドが発表

  • 大賞の「オートミールごはん」(中央)など今年の「食の顔」。楽しむことと効率化の二極化や「低糖質・高タンパク」がトレンドに

  • 来年ブームがくると予想されるメニュー

 西区みなとみらいに本社を置くクックパッド(株)(岩田林平代表執行役)は12月2日、今年を象徴する食・料理のトレンドを選出した「食トレンド大賞2021」を発表した。大賞にはオートミールを米の代替食品として活用する「オートミールごはん」が選ばれた。

コロナ禍で健康意識

 今年で5回目となる食トレンド大賞は、クックパッドの検索キーワードやアクセス数などのデータを基に、今年を象徴する食・料理のトレンドを同社が独自に選出したもの。大賞に選ばれた「オートミールごはん」は、昨年からダイエットや健康志向の高まりとともに人気傾向にあった「オートミール」が、お米や小麦粉の代わりに食べる”代替品”として注目を集めた。低糖質・食物繊維の豊富さからレシピ検索頻度も上昇し、ここ2年間で比較すると約9・4倍に。特に今年はチャーハンやリゾットなどにアレンジして楽しむ人が増えたという。

 このほか入賞メニューは、マリトッツォ、調理家電で時短ごはん、進化系フライドチキン、プロテインおやつ、食で楽しむ季節のイベント、バタフライピー=写真上。左下から時計回り=など。クックパッドニュース編集部の植木優帆さんは「コロナ禍2年目は健康改善に加え、ストレス解消や癒しを料理に求める傾向が見られました」とコメントしている。

来年は「新感覚」がキーワードに

 同大賞と合わせて来年の「食トレンド予測」も公開。2022年は「新感覚」をキーワードに、中東のブレンド調味料「デュカ」やカレーの新たな潮流「ポークビンダルー」、中華食材の「豆腐干」、新食感の「半熟カヌレ」、ノンアルコールカクテル「モクテル」がトレンドになると予想している。

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