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中区・西区・南区 文化

公開日:2021.12.16

馬の博物館で2つの企画展
2月13日まで

 中区根岸台にある馬の博物館で、現在2つの企画展が行われている。

 第2展示室で開催されている「武者絵の世界-人も馬も大あばれ-」では、源平合戦や戦国時代に活躍した武士や馬のエピソード、『三国志』に登場する豪傑らを描いた浮世絵版画を中心に展示し、画面を縦横無尽にあばれ回る人と馬の雄姿を紹介する。

実はちょっと怖い?ユニコーンとペガサス

 第3展示室では「ゆめかわ?ちょいこわ?ユニコーンとペガサス」と題したテーマ展を開催中。額に角を持つユニコーンと、背中に生えた翼で空を飛ぶペガサスは、馬に似た姿の想像上のいきものとして知られており、2010年代からの「ゆめかわいい」ブームの中では、頻繁に雑貨や衣類、食品などのモチーフに取り上げられている。

 しかし、ユニコーンとペガサスの歴史をさかのぼると「ちょいこわ(少し怖い)」側面も。同館では「ユニコーンとペガサスを比べながら、どのように描かれてきたのか、かれらにどのような意味が込められてきたのか、展示を通して考えるきっかけになれば」と話している。

 展示はどちらも2月13日(日)まで。「武者絵の世界」は、前期(1月10日まで)と後期(1月14日から)で展示替えを行う。12月26日から1月4日、1月11日から13日のほか、月・火曜(1月10日除く)は休館となる。午前11時から午後4時30分まで。入館料大人100円、小中高30円。

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