耐震性の問題などから4月に一時閉店となった中区野毛町のジャズ喫茶ちぐさ。店内にあったオーディオシステムなどを展示する仮設”ミュージアム”が5月1日にみなとみらい21地区に設けられた。期間は来年2月28日まで。
場所は、ランドマークプラザとクイーンズスクエアの境にあるグランモール公園1階のクロス・パティオ内「グリーンスポット」。大型の2スピーカーをはじめ約6千枚のレコード、第2次世界大戦当時、米軍が兵士慰問のために戦地に送ったレコード盤などが展示され、創業店主の吉田衛さんや、吉田さんと親交のあった穐吉敏子さんや渡辺貞夫さん、日野皓正さんらの写真も並ぶ。またジャズの音楽とともに喫茶の雰囲気を楽しむこともできる。
トークショーやワークショップが企画されており、6月にはウクライナ支援の音楽イベントも。
スタッフの新村繭子さんは「みなとみらいのジャズスポットとして新たなコミュニティーの場になれば」と期待する。
開設時間は午前11時〜午後7時。入場無料。
野毛のちぐさは、ライブハウスと博物館機能を備えた「ジャズミュージアム・ちぐさ」として建て替えが予定されており、創業90周年にあたる2023年の3月のオープンを目指す。
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