精神障害者向けのグループホーム開設をめぐり、反対する地域住民と当事者や関係者の姿を映したドキュメンタリー映画『不安の正体〜精神障害者グループホームと地域〜』の上映会が7月2日(土)、相鉄線西横浜駅すぐの障害者施設・生活創造空間にしで行われる。午前10時と午後1時30分の2回上映。定員は各回40人(申込先着順)。同施設の研修会の一環。
当事者の声も
映画はグループホームに入所する精神障害者の日常やグループホーム開設に対して治安悪化などの不安を抱えた地域住民の反対運動などを通し、精神障害者に対する無理解や差別の現状に焦点をあてる。
こうした「施設コンフリクト(対立)」と呼ばれる反対運動はなぜ起きるのか、犯罪発生に関する客観的なデータ、また反対住民の声や関係者の意見、グループホームに入居する精神障害者のインタビューなどを通じてその実像に迫る。
この作品は本編65分。ドキュメンタリーを多数手がける映像グループローポジションの飯田基晴さんが監督を務めた。
主催する生活創造空間にしの阿部浩之館長は「障害者の支援者はもちろん、地域の方々にもぜひ見ていただきたい。障害者を取り巻く環境に理解が広がれば」と話す。
問い合わせや参加申込は同研修担当【電話】045・594・7681。
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