今年デビュー25周年を迎える「ゆず」のアリーナツアー神奈川公演が、6月8・9・11・12日の4日間にわたり、ぴあアリーナMM=西区みなとみらい=で開催された。
ゆずは2020年春にぴあアリーナMMでこけら落とし公演を行う予定だったが、コロナで中止に。その後7月10日に同所で事前収録された『栄光の架橋』がユーチューブで公開され、無観客でのこけら落としとなった。その後もオンラインライブの会場に使われるなど、無観客ライブは行ってきたが、有観客での公演は3度目にして今回が初めて。
ライブでは伊勢佐木町の路上ライブ時代の曲から6月29日発売の最新アルバムの収録曲まで、25年の間に生み出された名曲の数々を披露。崎陽軒のワードも飛びだすなど地元愛で会場を沸かせ、コロナ禍配慮の”長め大きめの拍手”にも感謝しながら、満員となった会場で約1万人のファンに向かって、ゆずの北川悠仁さんと岩沢厚治さんは何度も「ありがとう」と叫んでいた。
ファン歓喜
息子が使っていたという名入りの「岡ジャー」(ゆずの出身校・岡村中のジャージ)を着て参戦していた磯子区在住の岩山文代さん(55)はファン歴20年以上だと話し、一緒に参加した娘の絢音さん(22)と同僚の泉谷美樹さん(33)と共に「(こけら落とし公演から2年越しで)ようやく会えた」「感無量」と興奮冷めやらない様子で、早くも「追加公演にも行きたい」と話していた。
また「2人とも高校時代からゆずのファン」だという戸塚区在住の40代の夫婦は、2人の息子と家族4人で参戦。「ずっと通っていたライブに今回は久しぶりに、そして初めてのぴあアリーナでゆずの生の歌声を聞けて、すごく楽しい時間でした。子どもたちも2歳位からゆずの歌を気に入ってまねっこをするようになり、今回のライブでもタンバリンとうちわを持って楽しんでいて、家族で行ける幸せをかみしめる時間となりました」と笑顔で話していた。
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