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公開日:2023.10.12

三溪園
原三溪の姿たどる
関東大震災100年の企画展

  • 会場の様子

 三溪園は企画展「大正12年の原三溪-良きも悪しきも:大師会茶会と関東大震災-」を12月10日(日)まで、園内の三溪記念館で行っている。

 神奈川県博物館協会と加盟館園の中で震災展などを行う21館が立ち上げた「神奈川震災100年プロジェクト」の一環。

 原三溪にとって波瀾(はらん)万丈な1年だったという1923(大正12)年に焦点を当てた展示。三溪園全園完成を期して実施された第23回大師会茶会ののち、9月1日に関東大震災に見舞われ、横浜貿易復興会と横浜市復興会の会長として尽力した原三溪の姿を、残したメッセージや格言などを通じて紹介している。同園学芸員の中村暢子さんは「文字を少なくして幅広い世代が楽しめるようにしています」と話した。

 入場無料(入園料のみ)。午前9時から午後5時(最終入場4時30分)まで。10月18日(水)は展示替えのため閉室。問い合わせは同館【電話】045・621・0635。

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