中区連合町内会長連絡協議会の松澤秀夫会長(84)がこのほど、「2023年度自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰」を受賞した。
自治会、町内会等の地縁による団体の代表者として多年にわたり在職し、地域的な共同活動を通じて良好な地域社会の維持及び形成に顕著な功績があったと認められる人に対して、総務大臣が表彰する。被表彰者は全国で161人、横浜市からは松澤会長と保土ケ谷区連合町内会長連絡会の堀功生会長の2人が表彰された。
松澤会長が町内会活動に関わり始めたのは30代後半のころ。妻が女性部に入っていたことをきっかけに、町内会の会計監査や祭りの手伝いなどをしていた。仕事をしながら自治会副会長を務め、定年退職後、02年1月からベイサイド新山下自治会の会長に。中区保健活動推進員会の会長や市老人クラブ連合会の副理事長などを経て、現在は中区連合町内会長連絡協議会、(社福)横浜市中区社会福祉協議会、(一社)中区民活動支援協会、第二地区連合町内会、ベイサイド新山下自治会、ベイサイド新山下福寿会の会長を兼任している。
今回の受賞を受け、松澤会長は「残された人生は世のため、人のために奉仕すべきだと考えています。そういう生き方が身についてきたのかもしれません」と話した。
今後は3年後のグリーンエキスポ、中区制100周年などの大きな取組が控えている。松澤会長は「市の考えをしっかりと住民に伝達し、意見すべきことは伝える。成功するように協力できたら」と話した。
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