「親子で楽しく学ぶ防災教室」が6月14日、永田台小学校=南区永田みなみ台=の体育館などで開かれた。企画したのは、同校の学校応援隊おやじ&フェス部と学校・地域コーディネーター。親子約40人が参加した。
同イベントは昨年から開催しており、2回目。同じ学校に通う親子が交流しながら、発災時に役立つ防災知識を学べる機会をつくろうと企画。当日は、南消防署の署員と南消防団第4分団の団員も応援に駆け付けた。
煙避難体験は教室で
参加者は、全部で5つの企画に挑戦。「煙避難体験」は教室を使って初めて実施。身体には影響がない煙を室内に充満させ、教室の中から外に避難する体験を行った。低い姿勢になることや、煙を吸い込まないことなど、消防団員からアドバイスを受けていた。
「毛布で担架タイムトライアル」では、ペットボトルに入った32kg分の水を毛布で落とさないように6人で運搬。持ち手の部分を巻いたり、足を前にして進むなどの注意点を学びつつ、タイムを競った。そのほか、「防災カルタ」「防災時に役立つロープワーク」「紙パックでホットドッグ作り」の企画を行った。
小学2年生の娘と参加した父親は「防災について学ぶことがたくさんあり、家に帰って家族で話し合いたい」と話した。
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