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公開日:2025.10.23
南区
外国人住民へ生活説明会
ごみルールなど紹介
南区で生活している転入間もない外国人住民に日本のルールやマナーなどを知ってもらう「生活ガイダンス」が10月13日にみなみ市民活動・多文化共生ラウンジ=南区浦舟町=で行われた。南区独自の取り組みで、約50人の参加者はごみの出し方や交通ルール、自治会町内会の仕組みなどを学んだ。
外国人住民を支援する同ラウンジは、南区の委託を受けた横浜市国際交流協会が運営。ガイダンスには転入1年以内の人や日本語教室の生徒ら約50人が参加した。約半数が中国籍で、ほかに台湾、タイ、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、ネパール、オーストラリアからの参加があった。
市や南警察署の職員から、ごみの分別方法や交通ルールなどの説明があった。区役所職員からは、町内会の仕組みや役割の紹介があり、「加入すると、災害時に助け合える仲間が見つかる」と説明された。日本語が聞き取れない人のための通訳も入り、会場内は各国の言葉が飛び交った。
マレーシアから来日して1年の男性は、「今まで分からなかったごみの分別方法が理解できた」と感想を話した。
1万4千人が生活
横浜市には9月末時点で約13万5千人の外国人が暮らしている。区別では中区(約1万9千人)が最も多く、鶴見区(約1万8千人)、南区(約1万4千人)と続く。
各区で外国人住民向けに生活情報をまとめたリーフレットの配布や動画作成などを行っているが、南区役所によると、講座形式で生活全般の説明を行っているのは南区だけだという。ガイダンスはこれまで、外国人住民が多い区役所周辺などの地区で開催していたが、今回は対象を区全体に広げた。日本語教室の生徒や介護施設で働くスタッフ、小学生の保護者向けにも実施しており、同ラウンジは「外国人と地域住民がともに円滑な日常生活を送れるようにしたい」としている。
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