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公開日:2026.01.08
西区霞橋
住民の声で灯具復元
建造時の意匠を再現
横浜市認定歴史的建造物に認定されている霞橋(かすみばし)=西区霞ケ丘=に、建造時の意匠を再現した灯具4基が復元された。西区制80周年記念事業の一環。12月23日に行われた点灯式には、地元住民や議員らが集まり復元を祝った。
初代の霞橋は路面電車線路敷設に伴い、1913(大正2)年に建造された。関東大震災で損壊し、現在の橋は震災復興事業として28(昭和3)年に再建された2代目。
西区と南区の区境にある鉄筋コンクリート造りのアーチ橋で、その重厚な佇まいから地域のランドマークとして親しまれてきた。90年にかながわの橋100選、2004年に横浜市認定歴史的建造物に認定され、歴史的にも価値が高い。
初代、2代目ともに竣工時には橋の四隅の親柱に灯具が設置されていた。しかし、日中戦争下の金属類回収令により撤去されたという。今回は2代目に設置されていたデザインで復元された。区のホームページや区民まつりで投票が行われ、採用された。
歴史をつなぐ
復元に向けて動き出したのは5、6年前。地域住民から「昔の懐かしい景観を復元できたら」という話が持ち上がった。24年の西区制80周年の節目で、地元の町内会長を中心とした賛同者13人が西区長に要望書を提出した。「温故知新」をキャッチフレーズに掲げていた西区制80周年の関連事業として実現した。
点灯式には西区・南区の自治会関係者や地元議員、工事を請け負った京浜電設(株)=神奈川区=の社員らが出席。4基の灯具に明かりが灯ると、歓声が上がった。
菊地健次西区長は「歴史を未来につないでいく素晴らしい取り組みになった。西区と南区の架け橋でもあるこの橋を皆様とともに守っていきたい」と話した。
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