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公開日:2026.02.19

100年時代を生きるヒント
中区元町在住の杉島和三郎さんに聞く

  • 朗らかな笑顔がトレードマークの杉島さん

    朗らかな笑顔がトレードマークの杉島さん

  • 神奈川新聞「わが人生」の連載をまとめた著書。自分史に留まらず、元町の歴史や100年時代を生きるヒントが満載だ

    神奈川新聞「わが人生」の連載をまとめた著書。自分史に留まらず、元町の歴史や100年時代を生きるヒントが満載だ

  • 100年時代を生きるヒント (写真3)

 横浜・元町で生まれ育ち、街の歴史や横浜大空襲の記憶を次世代につなぐ「語り部」として活躍する杉島和三郎さん(97)。地域の発展を支えてきた「街の重鎮」から人生100年時代を健やかに、社会と繋がりながら豊かな人生を生きるためのヒントを聞いた。

 --地域に関わるようになったきっかけは。

 「40代までは地元の祭りには参加するけれど、自治会活動は他人事でした。きっかけは、元町に高速道路建設が計画された時。会社で公害対策に関わっていたことから地域の人に頼まれて協議会を立ち上げることに。住民の声を調整するのは大変でしたが、そこから地域活動に参加するようになりました。会社員卒業後は社会への恩返しだと思って、自治会や学会、大学のOB会などの役職を引き受けました」

 --今はどんな活動をされていますか。

 「横浜中ロータリークラブのほか、横浜シティガイド協会や横浜黒船研究会といった郷土史、市電など趣味の団体、シドモア桜の会など、よくもこんなにと思うほど多くの会に入っていました。今は地域の役職も皆さんにお任せして、私は顔を出すだけです」

 --昨年は戦後80年。戦争体験の講演にひっぱりだこでした。

 「もう周りに戦争のことを語れる人がいないし、頼まれると断れない。その様子が新聞に出るとまた依頼が…。でも世のため人のためになるのであれば、生きている限り、語り部の活動は続けていきたいです」

 --健康の秘訣は。

 「1日1回通便、10人の人と話す、100字書く、1000字読む、1万歩歩く―。これを毎日全部クリアすること。医者には『あなたは7千歩でいいよ』と言われましたが(笑)。実は4年ほど前に骨折して、要介護3。杖をついてあまり遠出はできなくなったけれど、今も一人暮らし。下の階に息子が住んでいるし、ヘルパーさんも来てくれるから困らない。食事は朝は珈琲とパン、天気が悪くなければ元町か中華街で外食。いざという時に頼りにできる友達を普段から作っておくことも大切です」

 --新聞は電子版、パソコンやSNSも使いこなしていて驚きました。今後挑戦したいことは。

 「近々LINEを始める予定。長年業界紙に連載してきたごみのコラムをまとめて1冊にできたらいいな。あとは部屋の片付け。服や本とか整理したいんだけど、今度の講演会の資料をパワーポイントで作らないと…なんて毎日やっていたらなかなか片付かないね」

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