保土ケ谷区役所前にある複合施設「かるがも」が創立10周年を迎えた。介護、子育て支援など様々な施設が併設し、地域の福祉拠点として活用されてきた同所。11月には各組織・団体が協力し、記念イベントを開催する。
同所は、2003年2月1日に福祉拠点として設立。施設内には「保土ケ谷区社会福祉協議会」や高齢者の介護を担う「星川地域ケアプラザ」、子育て支援の「こっころ」など様々な組織・団体が拠点を置く。
また1階部分の「ふれあいショップ クレヨン」では、知的障害者が地域の人々とともに働き、日替わりランチや手作りの菓子などを提供している。
区役所、警察署などが集結する区の中心部分にあるため、多くの住民が利用する同施設。開設当初からともに歴史を重ねてきた「星川地域ケアプラザ」のスタッフ・大西裕士さんは「開設当初は特定の人にしか利用されていなかったが、最近では小中高生のボランティアが参加してくれたりと幅広い年代に親しまれてきている」と振り返る。
また今後の課題としては「施設内だけの活動にとどまらず、地域全体がより住みやすくなるよう支援していければ」と話していた。
11月に記念イベント
11月11日(日)には10周年記念イベントとして「ほっしぃーのわいわいフェスティバル2012」を開催する。当日は焼きそば、わたがしなどの模擬店が出店する他、藤塚太鼓や横浜国立大学管弦楽団などのコンサートも予定。また、点字、手話、車椅子などの福祉体験や健康チェックコーナーを設け、福祉に対する理解促進にも取り組む。
午前10時から午後3時。詳細問い合わせは、星川地域ケアプラザ【電話】045・333・9500へ。
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