「誰もが自分らしく暮らせるまちづくり」を掲げ、様々な活動を展開するNPO法人「市民セクターよこはま」が2月23日(土)に講演イベントを実施する。
「超高齢社会の新しい栄養施策〜介護されたくないなら粗食はやめなさい〜」と銘打たれたこの催し。当日は保土ケ谷公会堂(相鉄・星川駅そば)を会場に、人間総合科学大学の教授・熊谷修氏が登壇。高齢者にとって「理想的な人生の終え方」に挙げられる「ピンピンコロリ(PPK)」を、栄養学の観点から分析する同氏が「明日から実践できる食事の改善法」などをレクチャーする。
粗食「やめる」メリットを
「市民セクターよこはま」は、この講演会の主催団体「よこはま食事サービス連絡会」の事務局として、これまでも「食」に関する市民向け勉強会を実施。今回は老化予防の食事や栄養についての解説などで、テレビ等でもおなじみの熊谷氏を招へいした。
関係者は「近年、高齢者に対する健康施策の目的が『疾病の予防や管理』から『生活の質を高い水準で保ちながら、自立して暮らしていける能力の維持』にシフトしている」と指摘する。
その上で「30代、40代から食事に気を配ることで老化を遅らせることができれば、元気で素敵なシニアライフを過ごせる確率も高くなる。(食事の改善で)認知症や骨粗しょう症、筋力低下の防止にもつながる」と開催主旨を説明。一般的に美徳とされる「粗食」をやめる事で得られるメリットを知ってもらうため、多くの参加を呼び掛けている。
午後1時半開演。参加費500円(実費)で100名の定員制(受付締切は2月20日(水)・先着順)。詳細問合せ、申込みは【電話】045・222・6501へ。
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