第41回全日本中学校陸上競技選手権大会が8月17日から4日間、香川県立丸亀競技場で開催される。
同大会には、7月に行われた県大会(神奈川県中学選抜陸上・全日本中学校通信陸上競技神奈川大会)で「参加標準記録」を突破した選手のみ出場することができる。区内からは、4校7人(6種目)が出場権を獲得した。
上菅田中から4人
石塚瞳子さん(上菅田中学校・3年)と岡村美里さん(同校・3年)は、共に100mハードルで標準記録を突破。14秒80の同タイムで、互いに自己ベストを更新した。石塚さんは「絶対に全国大会に行きたいと思っていた。『自分が一番速い』という強い気持ちを持って走ったのが良かったのだと思う」と振り返る。「県選抜の日がピークになるようにコンディションを調整した。全国大会本番は、一緒に目指して頑張っていた仲間の分まで力を出し切りたい」と、岡村さん。2人とも、目指すは14秒5の壁を突破しての自己ベスト更新と、準決勝進出だ。
棒高跳で全国の切符を手にしたのは、岡部壱冴(いっさ)さん(同校・3年)と林飛優さん(同校・3年)の2人。春の時点では自己ベストと標準記録に開きがあったという岡部さんは、この数カ月で急成長。7月の通信陸上で大幅に記録を更新し、全国大会出場の夢を叶えた。「予選を通過し、決勝にいきたい」と意気込みを語った。昨秋には標準記録を射程圏内にいれていたという林さんは、春になり記録が伸び悩んだ。しかし、県選抜本番では勝負強さを発揮。自己ベストを更新して全国大会への出場を決めた。「確実に自己ベストを更新して4m20を跳びたい」と話している。
2種目で標準記録突破
高橋智也さん(橘中学校・3年)は、100mと走り幅跳びの2種目で出場を決めた。走り幅跳びはこの春から始めたものの、自分でも驚くほどの急成長を遂げ、県選抜で自己ベストを大幅に更新。標準記録を突破した。「両方で自己ベストを更新し、100mは準決勝に進出したい」と決意を述べた。
リレーの悔しさ400mに
荒井基宏さん(保土ケ谷中・3年)は、400mに出場する。県選抜の予選で自己ベストタイの51秒28を出し、参加標準を突破。「全国出場を目指し予選から飛ばした」と振り返る。リレーでの出場も目指したが一歩届かなかった。「リレーメンバーの悔しさもバネに頑張りたい」と意気込みを語った。
冬トレ実を結ぶ
通信陸上で自己ベストの
12秒38を出し、100mの参加標準を突破した前田柚奈さん(西谷中・3年)。スタートダッシュが持ち味だが、昨冬のトレーニングで後半の走りが安定し記録を伸ばしてきた。全国に向けては、「スタートで差をつけ12秒30を切るタイムを出し、準決勝に残りたい」と、話している。
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