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大和 人物風土記

公開日:2025.12.12

12月21日に開催されるみんなの食堂と認知症カフェの中心的メンバー
梅本 一彦さん
上和田在勤 55歳

地域活動の輪広がれ

 ○…介護福祉士として働いている中で、見えてきたのは孤立や孤独という社会問題だった。特に上和田団地では「高齢化や過疎化による不安の声がよく聞こえていた」。そんな課題を解決しようと企画したのが「みんなの食堂」だった。「『みんなの食堂』」という名前には、年齢や世代関係なく、たくさんの人たちに交流してほしいという願いが込められている」と語る表情は穏やかだ。

 ○…茅ヶ崎市出身。子どもの頃は勉強よりも、とにかく野球が大好きだったといい、「ランドセルを置いて、すぐに野球場に向かっていた」。中学、高校でも野球部に所属し、昼夜問わず白球を追いかけた。「とにかく楽しくて、振り返ると思い出すのは野球のことばかり」と少年のように笑う。10年間の野球人生を通して「仲間と一緒に困難を乗り越える達成感や喜びを学ぶことができた」。

 ○…35歳の時、長男の誕生を機に家族を養う責任感と社会貢献の意識が強くなり、介護や福祉の世界に飛び込んだ。デイサービスの事業所でキャリアをスタートさせ、管理者や生活相談員を経験。「利用者のために行動し、感謝されることに喜びを感じてのめり込んでいった」。その後は障害者訪問介護などに従事した。地域の社会問題の現場を多く見てきた経験が、現在の地域活動の根底にある。

 ○…仕事と地域活動に汗を流す忙しい日々の中、楽しみは20歳の長男と行く釣りだという。月に1回ほどのペースで、平塚や大磯の海で魚との駆け引きを楽しんでいる。「息子との会話は大体釣りの話」と目を細める。今後については「地域全体を巻き込み、イベントを自主的に企画・開催し、活動が地域文化として根付くことを目指したい」と先を見据える。

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