保土ケ谷区 文化
公開日:2015.04.02
「和田丸」着ぐるみに
横国大の学生団体が手作り
和田町にこの冬誕生したゆるキャラの着ぐるみがこのほど完成し、3月28日に和田町商店街で催されたイベント「べっぴんマーケット」の中で初披露された。
地域の住民が自分が暮らす街について考えるきっかけを作れないかと、まちづくりに関心を寄せる横浜国立大学の学生団体は昨春から「ゆるキャラプロジェクト」を開始。商店街の会員や地域住民らの声を取り入れながら、地元ゆかりの地蔵尊をモチーフにした「和田丸」を生み出した。
学生はキャラクターの存在をより多くの地域住民に知ってもらおうと着ぐるみ製作を思案。商店街関係者を通じ出会い協力を依頼した、地元に暮らす元竹細工職人・野路昭五さん(85)が籠編みという手法で仕上げた竹製の骨組みに学生がスポンジや布を貼り重ね、1カ月の製作期間を経て体高1mほどの着ぐるみを完成させた。
初披露となった28日のイベント会場では着ぐるみが姿を見せると、記念撮影や握手を求める人の姿が数多く見られた。プロジェクトで中心的役割を担った平野孝典さん(21)はこの光景を目にし、「2年半かけて、思い描いてきたものが形にできてとても嬉しい。友人や商店街の方々をはじめ多く人の協力があったからこそできた」と感慨深げに話した。
着ぐるみは今後、地域イベントなどで活用していく方針で、さらにはグッズ展開などを通じ、「和田のゆるキャラ」として定着させていきたいという。
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