区内に暮らす女優の中西美帆さん(28)=人物風土記で紹介=が1月19日、母校の桜丘高校(中島久男校長)を訪れ、生徒会のメンバーと交流会を行った。
中西さんは、NHKのテレビドラマ「神様の女房」で本格的にデビューし、現在公開中の映画『東京ウィンドオーケストラ』で映画初主演を果たした。
この日は、生徒会のメンバーら7人が出席。生徒たちは緊張した面持ちだったが、会話を重ねる内に和やかな雰囲気で交流を深めた。
生徒が「将来のやりたいことが見つからない」と悩みを打ち明けると、「高校生の頃は女優に憧れていても恥ずかしくて人には言えず、不安しかなかった」と中西さん。自身の経験を交え、「自分の可能性は自分が一番わかるものだけど、第三者に見抜かれることもある。自分の可能性を信じてほしい」と話した。
将来を考える手がかりに読書をすすめ、「読書は著者との対話。今はまだ何をしたいのかわからなくても、本を通して色んな人と出会ってほしい」と呼びかけた。
中西さんの第1回主演作品『東京ウィンドオーケストラ』が現在、新宿武蔵野館などで公開されている。
初主演映画、全国で順次公開
同作は、屋久島を舞台に中西さん演じる町役場の女性職員・樋口が、日本で有数の吹奏楽団「東京ウィンドオーケストラ」と勘違いしてアマチュア楽団を呼んでしまう。「本物」として押し通そうとする女性職員を通して、島の人々とアマチュア楽団員の心の触れあいを描いた心あたたまるコメディドラマ。中西さんは投げやりでぶっきらぼうだが、どこか憎めない人物像を魅力的に演じている。
松竹ブロードキャスティングが作家主義と俳優発掘をテーマに企画したオリジナル映画製作プロジェクトの第3弾となる同作。中西さんは「スタッフとキャストの熱い思いと夢がつまった作品。大人から子どもまで楽しめる内容なので、ぜひ観ていただけたら」と話している。今後、全国で順次公開され、中区の「シネマジャック&ベティ」でも近日公開予定(前売り券1300円)
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