神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2017年2月23日 エリアトップへ

7人の学生と作った原案 ロゴマーク制作した国大渡辺教授に聞く

社会

公開:2017年2月23日

  • LINE
  • hatena
原案とロゴマークを持つ渡辺教授
原案とロゴマークを持つ渡辺教授

 区の鳥カルガモのお母さんと可愛らしい兄弟が90周年の数字の中を通りぬける保土ケ谷区制90周年の記念ロゴマークに、「保土ケ谷で暮らすって…幸せカモ!」という親しみやすいキャッチフレーズ。基本は正方形でありながら縦長にも横長にも対応できるデザインの汎用性、さらにダジャレまで効かせたコピーは、今年90周年を迎える保土ケ谷区を含めた5つの区(中区、神奈川区、鶴見区、磯子区)の中でも1番カッコいいと記者は思っている。制作した渡辺邦夫教授(横浜国立大学教育人間科学部学校教育課程美術教育講座)に話を聞いた。

 同大と区との連携協力協定に基づき、制作依頼がきたのは昨年のこと。渡辺教授は、「保土ケ谷らしさを感じるように」とカルガモを題材にすることを提案、さらに「カルガモのイラストの原案には指導学生のフレッシュな発想を入れたい」と追加の提案も。学生7人がカルガモのデザインをおこすことになった。学生たちが自ら調べたり、野鳥撮影が趣味の渡辺教授の写真を参考したりと原案を作成。渡辺教授が手を加え4案を区に示した。上の写真で右手に持つのは、生徒の原案だが決定したロゴマークにある母ガモの首のスミレはない。「スミレは他の生徒のデザイン。母ガモらしさを出すために必要なポイントを加えた」と話すように、さまざまな学生の案を盛り込んだ4案となった。

 記念ロゴを配した保土ケ谷グリーンは、「水面をイメージしているので、下にも横にも色を伸ばすこともできる」と汎用性を重視。区役所に掲げられている幟りもぜひ見てほしい記者イチオシのデザインだ。

 キャッチコピーに関しては、「ダジャレがいいよね」と笑いながら、「くどくない短いもの。言い切りはできないけど、同意を得たいという感情を組み込んだ」と一度聞いたら忘れないコピーに仕上がった。

 ロゴ、キャッチコピーにも深い愛を感じると思ったら、やはり生粋のハマっこで現在は区内在住。「緑が多いし子どもを育てるにはふさわしい環境だと思う」と話す。そんな話を聞いてロゴマークを見ると、さらに愛着が湧いてくるカモ!

記念ロゴマーク
記念ロゴマーク

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

「横浜スパークリングトワイライト」

4月27日

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

初夏の里山観察

参加者募集

初夏の里山観察

カーリットの森で5月

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

「ゆず」がこけら落とし公演

横浜BUNTAI

「ゆず」がこけら落とし公演

新たな歴史刻む

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook