あなたの街の歯医者さんが教えます―保土ケ谷歯科医師会連載コラム(33) あなどれない歯周病
歯周病の初期は目立った症状がない場合が多く、ゆっくりと進行し、気づいたときにはかなり進行していることよくあります。重症化すると歯を支える骨が溶けてなくなるだけでなく、歯周病原因菌が原因となって体中の臓器で炎症が起こり、心疾患や脳血管疾患、高血圧などの発症や悪化につながります。また、糖尿病の合併症の一つとしても知られています。歯周病は40歳以上の日本人の8割がかかっている国民病にもかかわらず、60歳以上の方の受診率が極端に下がってしまう現状があります。これは歯周病が生活習慣病と密接な関わりのある全身病だという事実が国民に知られていない証拠であると思います。最近では肝疾患やアルツハイマー病など様々な病気とも関連があることが分かってきています。 詳しくは、9月27日の健口フェスティバルでお話ししたいと思います。
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