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保土ケ谷区 コラム

公開日:2025.11.06

vol.554
ミルキーJr.モカJr.モネのほどがや
「木枯らし」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ケ谷町に住む3歳のミニチュアシュナウザー。

冬のような感覚に

 うだるような夏の暑さが落ち着き、秋を素通りして冬を迎えたような肌寒さを感じる日もあるね。この季節になると、ボクは夕方よりも日差しが残っている時間帯の散歩が好きだよ。木枯らしが吹くと家の中の暖かさに幸せを感じるね。

・木枯らし1号は晩秋から初冬の間で、初めて吹く秒速8m以上の北寄りの風のこと。1号と表現するのだから2号、3号と続かというと、気象情報として発表された例は今のところないようだ。

 また、東京地方と近畿地方以外では、木枯らし1号に相当する風が吹いても発表がされないの。日本海側では雪や雨も伴ってしまうため、「木の葉をまき散らしてふく、乾燥した強い北風」のイメージは太平洋側で通じることなのだね。

・木枯らしの反対語

 季節が反対というと春の季節の言葉、と想像できるよね。「春一番」「春風」など。

季節感じる名句

・木枯らしを詠む

小林一茶

「木がらしや こんにゃく桶の 星月夜」

森鴎外

「木枯や ひろ野を走る 雲のかげ」

正岡子規

「凩(こがらし)や 松葉吹き散る 能舞台」

芥川龍之介

「木枯らしや 目刺にのこる 海の色」

次回「冬支度」

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