園児が義援金集めに一役
霞台保育園 能登半島地震受け、市に寄付
3月28日
新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、困窮する横浜国立大学の学生を支援しようという助け合いの輪が区内でも広まりを見せている。
保土ケ谷区社会福祉協議会では12月25日、学生200人を対象に食料品や日用品を無償で配布した。配布した食品は、区社協が募集する「あったかほどがや寄付」の寄付金を利用し、洪福寺松原商店街の店舗や区内の地域作業所のトラック(天王町)、夢21福祉会(坂本町)から購入した。
担当者によると、12月中旬に申し込みを受け付けた同支援は、募集開始1日で定員が全て埋まったという。大学のHP(ホームページ)を見て取り組みを知ったという矢崎裕文さんは「とてもありがたい。特にお米が嬉しい」と話した。
翌26日には日本民主青年同盟(民青)神奈川県委員会が大学の南通用門で「食料・生活用品支援プロジェクト」を実施。運営スタッフは「遠慮しないでたくさん持って行って」などと声を掛けながら米や野菜、レトルト食品、缶詰などを提供した。
「ウイルスを持ち帰ってしまうのではないか心配で」と一人暮らしを続けている男子学生(4年生)は「食べることを我慢しながら生活している部分もある。本当にありがたい」と話し、カップラーメンや缶詰などを袋一杯に持ち帰った。
民青では7月から月に1度のペースで支援を展開。アルバイト先を失い、仕送りも少なくなるなどし、生活に困窮している学生が毎回100人ほど訪れている。関係者によると回を重ねるうちに支援を受けながら、運営ボランティアとして協力する学生も増えてきているという。
民青では支援プロジェクトを1月9日(土)、24日(日)にも同所で展開する。時間は午前11時から午後1時まで。物品の提供などに関する問い合わせは【電話】045・290・6374/【FAX】045・290・6375へ。
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