相鉄線西谷駅にこのほど、ホームドアが設置された。上りホーム(3・4番線)は5月23日、下りホーム(1・2番線)は6月6日の始発からそれぞれ運用が始まる。
2016年8月に視覚障害のある男性が、東京都内の地下鉄駅のホームから転落し死亡する事故が起きたことが契機となり、国土交通省は20年度末までに、1日に10万人以上が利用する駅にホームドアを設置する目標を示し、鉄道各社が横浜市内の駅でも設置を進めている。
相模鉄道(株)では17年秋に22年度末までに全ての駅にホームドアを設置する計画を発表。1日の平均乗降人員が10万人を超える駅や主要駅から整備が進められ、17年に横浜駅にホームドアが設置されたのを皮切りに、19年には相鉄とJR東日本の相互直通運転が開始されたことに伴い開業した羽沢横浜国大駅、21年には二俣川駅、大和駅、湘南台駅に設置が完了し、すでに運用が始まっている。
直通線分岐駅を考慮
西谷駅の1日平均乗降人員は、2万5千人ほどで同駅よりも乗降客数が多い駅もあるが、19年に開通した相鉄・JR直通線、22年度中に開業予定の相鉄・東急直通線の分岐駅であることが考慮され、早期の整備完了となった。上りホームは5月23日、下りホームは6月6日にそれぞれ稼働する方針だという。
区内4駅は
区内の残る4駅(天王町駅・星川駅・和田町駅・上星川駅)のホームドア稼働について同社は「21年度以降順次設置する予定」としている。今年4月に発表された21年度鉄道・バス設備投資計画の中で、西谷駅を含む7駅へのホームドア設置を明記しているが、区内4駅は示されていない。
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