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伊勢原 人物風土記

公開日:2026.03.13

「相模国神社祭礼」のサイトを運営し、タウンニュース市民ライターとしても活動する
添田 悟郎さん
笠窪在住 50歳

  • 添田 悟郎さん (写真1)

祭りの鼓動を書き記す

 ○…小学校1年生の時に地元・伊勢原市笠窪の太鼓連と出会ったことが、すべての始まりだった。太鼓、笛を続けながら、指導者としても腕を振るう。2008年に祭り囃子の紹介から始まった活動は、今や「相模国神社祭礼」として県内の祭礼を網羅する膨大なWEBアーカイブへと進化を遂げた。祭礼当日だけでなく、前日の準備から翌日の片付けまで密着する徹底した現場主義で、地域の「素の表情」を記録する。そこには「神社祭礼の価値を上げ、活性化につなげたい」という切実な願いがある。

 ○…その探求心が目に止まり、昨年9月からタウンニュースの市民ライターとして活動。当初は記録と記事の違いに戸惑う日々が続いたが、回を重ねる中で「当事者の思い」を文章に織り込む醍醐味に目覚めた。単なる事実の羅列ではなく、そこに生きる人の熱量を表現。「自分の知識が誰かのために伝わる瞬間に、喜びを見出している」

 ○…法政大学大学院で材料研究に従事、理系エンジニアに。就職後、配属先の都合で愛する伊勢原を離れ愛知県へ。その際も「地元に戻った時に最高の演奏をしよう」と、ロードバイクで日本各地を回り、精神と体力を鍛える時間に充てた。30歳で1年間のニュージーランド留学。「日本の当たり前は海外では当たり前ではない」という、多角的な視野を手に入れる転換点となった。

 ○…現在は仕事に励みつつ、週末の早朝はテニスで鍛錬。「すべては太鼓のため」と体力づくりにも余念がない。家庭では妻と二人の息子たちが、自然と太鼓を手に取る。世代や性別を問わず楽しめる祭り囃子の魅力を、自らも奏者として体現し続ける。相模国の祭礼が持つ真の価値を次世代へつなぐため、今日も現場へと足を運ぶ。

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