市政報告【6】 市政重要課題について議論を深める 横浜市会議員 森ひろたか
2022年1月31日〜3月23日の52日間で令和4年第1回市会定例会(通称:予算議会)が開会されました。
今定例会、私森ひろたかは、今後の市政運営ならびに将来の横浜における最重要課題と言っても過言ではない「ゼロカーボンヨコハマの実現」「持続可能な市政運営に向けた財政基盤の確立」について、課題を洗い出し具体提案を行うとともに各施策の方向性や実現に向け議論を深めてまいりました。
一層の理解と共感を得られる説明を
市域の温室効果ガス排出量は、市民や事業者の皆様の努力もあり、2013年度から2019年度にかけて18%減少していますが、今回掲げられた具体目標(2030年までに50%削減)を達成するためには、市民や事業者の皆様の一層の理解と協力が必要不可欠となります。
本市として脱炭素社会に向けた具体ビジョンや具体施策等については、市民・事業者の理解と共感が得られるよう引き続き、関係区局と連携し対策・対応を進めていくとともに、SDGs未来都市・横浜として、2050年脱炭素化実現に向け先導的なヨコハマモデルの構築に果敢にチャレンジしていくことが必要です。
柔軟かつ果敢な歳出改革を
本市として戦後初となる人口減少や高齢化の進展に伴う社会保障経費の増が見込まれる厳しい財政状況の中でも、誰もが自分らしさを発揮し、いきいきと安心して笑顔で暮らすことができるまちの実現、選ばれる都市としての魅力を創造し持続可能なまちとしていくためには、市民理解を得た上で、歳出改革(公共建築物同士だけでなく民間商業施設の整備に合わせた複合化、さらには駅前広場や公園などのインフラ施設との複合化など、よりダイナミックな再編整備など将来を見据えた資産経営や資産管理の強化)が必要です。
また、市財政を持続的なものとしていくためには、大都市特有の財政需要に見合った財源の確保や、非効率な二重行政の解消などにも取り組まなくてはなりません。
将来世代に課題を先送りせず持続可能な財政を実現するためには我々責任世代が果たす役割と責任は非常に大きいものと受け止めています。
今後も市民・事業者の皆様の声をしっかりとお聞きし、本市が抱える課題解決および政策・公約の実現・推進に向けて着実に取り組みを進めてまいります。
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