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保土ケ谷区 社会

公開日:2023.08.10

着座でOK 卓球療法
権太坂の高齢者住宅

  • 70〜90代の入居者が参加しラリーなどを楽しむ

 権太坂のシニア向け分譲マンション「デュオセーヌ横濱東戸塚」では昨年から月に一度、入居者向けに「卓球療法」のレクリエーションが行われている。

 講師を務めるのは同施設のコンシェルジュで日本卓球療法協会副理事長の隈元英孝さん。学生時に卓球に打ち込んだ経験を生かし、卓球プレーによる身体回復や脳の活性化に注目。「自室にこもりがちで運動機会が少ない人へのプログラム」として卓球療法に取り組んでいる。

 歩行に不安を感じる入居者も多いため、着座で実施。使用するのは鉛玉の入った弾みにくいピンポン玉。ラケットを合わせながら球をリレーしたり、ラリーをしながら球に書いてある文字を当てたりとメニューは様々だ。「出来る出来ないではなく、しようとすることが大事。指先や頭、目の体操です」と隈元さん。参加者は80代が中心で「ここに来れば少しでも体が動かせる」「毎月の楽しみ」と好評だ。

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