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保土ケ谷区 コラム

公開日:2024.09.19

vol.527
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「減災防災【2】」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJr モネ。瀬戸ケ谷町に住む2歳のミニチュアシュナウザー。

 「減災防災」を特別ではない日常のこととして対応するなら、まず、ローリングストックだね。2019年に農林水産省が提唱したローリングストック。普段の食事に利用する缶詰やレトルト食品を多めに買って備蓄品にして、消費期限の古いものから食べて買い足すという備蓄の方法。

 ペットボトルなどの飲料水は消費期限が過ぎたら生活用水として利用すると考える人が多いでしょう。でもね、水は消費期限が切れても開封していなければ腐ることはほぼないそうなの。腐ることがないのに、なぜ、消費期限を定めるのか不思議だね。二つの理由があるの。

 ペットボトルは通気性のある容器なので、長期保存中に少しずつ中の水が蒸発してしまい、表示されている容量と異なってしまうから、蒸発が目に見えて気にならないうちの消費期限を定めている。また、においの強いものと一緒にするとにおいがペットボトルに移ることがあるのだそう。できるだけにおいが移らないうちに飲むために消費期限を定めている。

 飲料用・調理用の備蓄水は、一日一人3リットル、3日分で9リットル、一週間分だと21リットルと言われているね。21リットル×家族の人数が一週間分の備蓄に必要な量だ。これらの水を日常の飲料として消費した分を買い足していくことを繰り返せば、災害時に家族の人数の一週間分が備蓄されていることになる。

 ところで、ボクたち犬族は硬水を飲むとお腹を壊すことがあるの。ミネラルウォーターの種類に気を付けてね。

次回「衣替え」

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