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保土ケ谷区版 公開:2024年10月3日 エリアトップへ

vol.528 ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや 「衣替え」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

公開:2024年10月3日

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ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや

 ボクはミルキーJrモカJr モネ。瀬戸ケ谷町に住む2歳のミニチュアシュナウザー。

平安時代に遡る

 朝夕の風が心地よい今日この頃。衣替えの時期だね。「衣替え」の風習は平安時代にまで遡る。

 もとは中国から入ってきた宮中行事として年に2回、衣替えをしていたの。「更衣(こうい)」と言われていたけれど、更衣を女官の役職として使うようになってから「衣替え」と呼ぶようになった。

 平安時代は、夏、冬と2回の衣替えだった。

現代でいうSDGs

 江戸時代は、4回になった。裏地のついた袷、裏地のない単衣、裏地のついた袷、綿入れを気候に合わせて替えていた。江戸幕府が季節ごとに出仕する時の着物を細かく分けて制度化し、それが庶民にも広まっていったの。庶民の着物の保有数はせいぜい3〜5枚。1枚の着物を季節ごとにほどいて虫干し、時には洗い張りをして、袷、単衣、袷、綿入れと仕立て直して活用。針仕事は女子の必須と言われていた。古着屋も利用し、農家では仕立てる前の養蚕、機織りまで自前の地域もあった。

 最近よく耳にするサステナブルやSDGsに通じる感覚だね。明治時代になると、洋装も着用し、夏服と冬服の2回になった。

 10月1日からは冬服着用になるけれど、まだまだ日中の暑さも残る日々。重ね着やショールなどで調整しよう。衣替えに時間がかかりすぎると感じたら、処分する方法を考えることも衣替えの時にするとよいかな、と思うボク。

次回「冬の花」

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