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保土ケ谷区 コラム

公開日:2025.01.23

vol.534
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「鬼は外」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJr モネ。瀬戸ケ谷町に住む2歳のミニチュアシュナウザー。

「鬼は外」、節分で豆をまくときの掛け声だね。禍をもたらす邪気(鬼)を外に追い出し、「福は内」と続けて、外に出た鬼の代わりに福を呼び込むとの願いが込められている。鬼を悪いものと考えているけれど次のような諺もあるよ。

「鬼も角折る」

 鬼のように凶悪な者もふとしたきっかけで善人になるということ。かたくなに態度を変えない者でも態度を一変させることがあるという意味。

「知らぬ仏よりなじみの鬼」「知らぬ神よりなじみの鬼」

 たとえどのような相手であっても、見知らぬ人よりは馴染みの鬼のほうが良いという意味。

「鬼神に横道なし」

鬼という字が使われているけれど、「鬼神」は死者の霊魂と天地の神霊を指していて、正直で曲がったところがなく道理に外れたよこしまなことはしないという意味。

皆さんも知っている「桃太郎」の話。鬼退治に出かける桃太郎のお供が「犬、猿、雉」というのにも理由があるそうだよ。鬼の出入り方角として風水や家相で不吉とされる「鬼門」に対して「裏鬼門」に位置する十二支が「戌(犬)」「申(猿)」「酉(鳥)」だったからだとされている。この桃太郎、紀元前に実在した「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」がモデルで、続編が3編あるともいわれているの。

次回「桃の花」今日は何の日:「花粉対策の日」

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