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保土ケ谷区 コラム

公開日:2025.02.20

vol.536
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「弥生」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJr モネ。瀬戸ケ谷町に住む2歳のミニチュアシュナウザー。

木草弥生月が語源

 三月の和名は「弥生」。旧暦三月、新暦三月の異名として用いられているね。弥生の語源は「木草弥生月(きくさいやおいづき)」。この弥(いや)は、ますますという意味で、三月になると草木が一斉に成長するということにつながるようだ。他に三月の異名といえば「花月」「桜月」「花見月」「雛月」「蚕月」など、柔らかな季節を感じるね。

 「弥生」「弥生町」など地名としての名称は全国に60カ所以上もあるようだ。

 その中でも東京都文京区弥生は弥生時代の名前の由来として知られている。その場所の「弥生二丁目遺跡」から1884年(明治17年)に初めて出土した土器が弥生土器と名称され、時代区分を弥生時代と呼ぶようになったの。弥生時代はおおむね紀元前10世紀頃から紀元後3世紀頃までと言われている。

 横浜市内には中区弥生町があるね。こちらも弥生土器が発見されていることから昭和42年の住居表示変更に伴い、弥生町とつけられたそうだ。

 神奈川県では秦野市弥生町がある。

弥生公園から富士山

 さて、ボクが住んでいる瀬戸ケ町には「瀬戸ケ町弥生公園」があるの。地域では「弥生公園」と言われている。百八十段もの階段を上った先の南区との区界にあるこの公園の近くからは、天気の良い日に富士山を眺めることもできるよ。

 階段を上がるのは大変だけれど、ボクの好きな散歩コースの一つだ。

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