保土ケ谷区 社会
公開日:2025.07.31
キャンプで防災力高める
住民、避難所生活を体験
親子で災害への備えを考える「チャリティー防災体験キャンプ2025」が7月25日から26日まで、市立保土ケ谷小学校で行われた。
これは、天王町駅の近くにある放課後児童クラブ「Kids hug」が地域住民に防災を身近に感じてもらおうと、初めて企画したもの。参加者は日帰りと宿泊での体験を選ぶことができ、総勢約100人が集った。
25日には「おうちでできる防災」などをテーマに、在宅避難や避難所生活で役立つことを学習。参加者が自宅から持ち寄った非常食の調理法を実践したほか、スナック菓子と水でできるポテトサラダを作った。キャンプの専門家からテントの組み立て方を教わり、参加者はチームワークを発揮していた。
避難所生活の食事も体験。同クラブのスタッフが調理した豚汁うどんが振る舞われ、子どもたちは「おいしい」と言いながら笑顔で頬張った。そのほか、「夏の思い出づくり」をコンセプトにしたランタンの打ち上げを実施。ピアニストの演奏の中、幻想的に飛び回るランタンを眺めた。
26日には避難所生活で凝った体をほぐすヨガをやったり、新聞紙のスリッパ作りを体験するなどして交流を深めた。同キャンプ実行委員会の吉田裕紀運営委員長は「初めての企画に対し、参加、ご協賛、ご協力いただいた皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。感動をありがとうございました」とあいさつした。
子どもたちと共に宿泊した同校の宮生和郎校長は「体育館の非常電源が稼働するかなどを確かめる貴重な機会になった」と話し、地域防災の重要性を実感していた。
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