保土ケ谷区 社会
公開日:2025.11.27
「骨を強くするためには?」
岩崎中で講演会
市立岩崎中学校(内田克弥校長)で11月18日、講演会「折れない骨にするために」が開かれ、全校生徒が参加した。同校と岩崎中同窓会(金子宣治会長)の共催。神奈川県骨粗鬆症メディカルスタッフ協力。
講演会では、聖隷横浜病院整形外科の大田光俊医師が登壇。大田医師は「骨粗鬆症は骨密度の低下によって骨折の危険性が高くなる病気だ」とした上で、全国に1590万人の患者がいて、その内の1割にあたる約140万人しか治療を行っていない現状を述べた。骨粗鬆症は受傷後5年以内に半数が死亡することや、骨折前の状態に戻るのも半数だとした。
また、骨を強くできるのは20歳までだとし、睡眠中に分泌される成長ホルモンは骨を成長させるため十分な睡眠をが大切だと生徒に語りかけた。骨を強くするための食べ物として、カルシウムを多く含むヨーグルトや小魚や、カルシウムの吸収を良くするビタミンDを含むきのこ類、鮭、秋刀魚などの食材が紹介された。
講演の最後には、片足でバランを取って立ったりジャンプをするなど自宅などで簡単にできる骨を強くするための運動も紹介され、生徒たちは未来の自分を守るための知識を身に付けた。
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