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保土ケ谷区 教育

公開日:2025.12.04

公衆電話のかけ方学ぶ
権太坂小で防災教室

  • 公衆電話デモ機を操作する児童

 横浜市立権太坂小学校(品川仁美校長)で11月28日、防災の授業で公衆電話教室が行われた。

 3年前から4年生を対象に行われており、NTT東日本と公益財団法人日本公衆電話会の協力で、公衆電話のかけ方や災害用伝言ダイヤル「171」の使用方法などを学ぶ内容となっている。

 この日の同教室で講師を務めたのは、日本公衆電話会関東統括支部担当部長の本郷千恵子さん。本郷さんは冒頭で児童に対して「災害から身を守ること『おかし』と『おはしも』を覚えることと、公衆電話と災害用伝言ダイヤル171のかけ方を覚えましょう」と呼び掛けた。

 そのほか、災害時に身を守るための知識が学べる動画を視聴。火災の現場ではタオルなどを口や鼻にあてて、体を低くしながら非難する方法などが紹介された。また、家の中の安全対策や事前に避難行動を決めるなど災害時の要点が示された。

 その後、防災かるた「もしものかるた〜震災バージョン〜」の実施を通して災害についての心得などを学んだ。また、児童たちは体育館に用意された公衆電話デモ機を操作する体験を行ったほか、災害用伝言ダイヤルへの録音を体験。児童は「◯◯です。権太坂小学校の体育館にいます。けがはありません」などの伝言を録音していた。

 本郷さんは「171を知っている子どもが多くて驚いた。楽しみながら学べる防災かるたで知識を高めてもらえたら」と述べた。

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