保土ケ谷区 社会
公開日:2026.02.05
茶収穫に向け準備
新井小3年生が一役
横浜市立新井小学校の3年生が1月29日、新井町公園の茶樹を管理する活動に参加した。
新井町では昭和初期まで茶畑が点在し、地場産業として栄えた歴史がある。新井忠兵衛という人物が幕府の領土だった林を宝暦年中(1751〜64年)に開発。「新井新田」と呼ばれた畑で明治7年(1874年)に黒崎半七が茶栽培を始めたとされる。
その後、所有者となった鈴木政右衛門が茶樹を守ったが、戦時中の食糧増産体制で茶畑はサツマイモ畑や麦畑に変わった。今では新井町公園の一画に植えられた茶樹のみとなったが、茶畑があった名残りとして同校の校章には茶葉と花が図案化されている。
この日、児童は同公園の茶樹を管理する「茶樹の会」のメンバーに教わりながら、茶に肥料を与える作業などを体験。4〜5月頃の収穫に向けた準備を行った。その後、七輪で焼いたマシュマロなどを食べながら保護者や茶樹の会のメンバー、ボランティアで活動に参加した空調換気設備などを手掛ける株式会社ヨコレイ=新井町=の社員らと共に会話を楽しんだ。
3年1組の担任を務める佐々木麻衣教諭は「児童が地域に愛着を持ち、地域活動に意欲を示すきっかけになれば」と話し、学習の成果に手応えを感じていた。ヨコレイの有井航平さんは「児童から元気をもらった。これからも『地域のためにできること』を模索したい」と感想を話した。
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