保土ケ谷区 社会
公開日:2026.10.08
「ふらっと羽沢・上星川」 新交通に「感無量」 関係者集い、お披露目式
神奈川区と保土ケ谷区にまたがる羽沢南・上星川地区の新交通手段「ふらっと羽沢・上星川」のお披露目式が9月30日、常盤台の横浜国立大学本部棟で開かれた。事業者や地元住民、議員、行政関係者ら約50人が出席し、交通空白地域解消の一手となる新たな「地域の足」に期待を寄せた。
この交通は、利用者の予約状況に応じて、AIがエリア内にある41カ所の乗降スポットから最適な経路やスケジュールを計算して運行するサービス。民間のタクシー車両1台を利用する。
式は事業主体の「よこはま次世代型交通システム推進協議会」が主催。冒頭、事業全体の調整・管理を行う一般社団法人北陸SDGs総合研究所の武田幸男代表理事は、「自宅近くに停留所を設置することで住みやすい地域ができる」とあいさつし、乗降スポットを増設していきたい考えを示した。地元自治会を代表して羽沢地区自治連合会=神奈川区=の岐部文明会長は「区内で羽沢地区が最も高齢化率が高く住民の生活が大変。このシステムは非常にありがたい」、常盤台地区連合町内会=保土ケ谷区=の石川源七副会長は「スタートを迎え感無量。今後、区役所など、地域外へも運行範囲が広がるとうれしい」と話し、新交通の拡大や発展を願った。
加えて、事業主体の一員である横浜国立大学の学生が提案した新交通名の候補の中から採用された「ふらっと羽沢・上星川」の提案者である同大学大学院生の堀雅也さんと、最終選考まで残った同院生の樫本和奏さんへ武田代表理事から感謝状が贈られた。堀さんは取材に対し、「『ふらっと気軽に』、坂道を気にせず『FLAT』(平らな)に出かけられるという思いを込めた」と話した。
新交通は10月1日から運行を開始している。
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