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神奈川区 社会

公開日:2013.10.24

神奈川署
振り込め防止者に感謝状
県下2位の阻止数に

  • 表彰された職員ら

 神奈川警察署(秋葉弘幸署長)は10月18日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、区内の金融機関職員に感謝状を贈呈した。これで今年の神奈川署管内の振り込め詐欺阻止数は20件となり、県下第2位となった。

 今回表彰されたのは、三浦藤沢信用金庫三ツ沢出張所(青木寛所長・池田智係長)、横浜六角橋北郵便局(宮下眞紀子主任)、城南信用金庫六角橋支店(薮田治孝支店長・市瀬舞衣子さん)、静岡銀行白楽支店(嶋田浩一支店長)、横浜西寺尾郵便局(中鉢忠克局長)、横浜反町郵便局(仁井田義人局長)の8人。いずれも8月以降に多額の現金を引き出そうとした高齢者に声掛けを行うなど、被害を未然に防いだ。

 青木所長と池田係長は、顔なじみの客から多額の現金をおろしたいという相談を受け、話を聞くうちに詐欺だと気が付いた。しかし、客は息子からの電話だと信じていたため自宅まで出向き息子の勤め先に電話、直接話すことで詐欺だと納得させた。

 2件の被害を防いだ宮下さんは、「大金を忘れることなどそれほどあることではない。もし電話が来ても自分の子どもを信じて電話の相手を疑ってほしい」と呼びかける。

 10月7日現在、区内の振り込め詐欺被害は28件、約7千300万円となっている。秋葉署長は、「警察としても啓発活動は行っているが、最後の砦は金融機関。今後とも積極的な声掛けで1件でも多くの被害を防いでもらいたい」と話した。

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