「おっきい魚がいっぱいになった―」。月に2回、市場に子どもたちの声が響く。
横浜中央卸売市場の水産物部では、毎月1週目と3週目の土曜日が市場開放日となっており、地域住民との交流や魚食の普及を進める「市場と地域住民との交流魚食普及活動実行委員会」が市場ならではのイベントを行っている。
多くの人で賑わった1日は、金沢区の海で養殖している「ぶんこのこんぶ」が入った魚河岸汁が振る舞われたほか、まぐろの解体ショーなども行われた。この日は「朝獲れ魚の詰め放題」も開催。早朝に平塚の海で獲れたシイラやサバ、コイワシ、ワカシ(ブリ)などが大量に持ち込まれ、100人以上の参加者が袋一杯に魚を詰め込んだ。
主催者は「魚を通して地域の人に楽しんでもらうことで、市場の活性化になれば嬉しい」と話した。
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