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神奈川区 人物風土記

公開日:2026.10.22

神奈川区障害者地域作業所連絡会の会長を務めている 石塚 大介さん 立町在勤 49歳

  • 石塚 大介さん (写真1)

初心忘れず優しく伴走

 ○…区内26カ所の福祉施設などが加盟する「神奈川区障害者地域作業所連絡会」で会長を務めて4年目。障害者地域活動ホームでの勤務の傍ら、身体や精神、盲ろうなど様々な障害の種別を超えたネットワーク作りに奔走している。区役所などで実施している自主製品の販売会は、10月から神奈川図書館が会場に加わった。「イベントでの販売を通して、地域で暮らす障害のある方をもっと知ってもらいたい」と、啓発活動に情熱を注いでいる。

 ○…教員の父と保育士の母の間に生まれ、幼い頃から知的障害のある親族と接する環境で育った。その影響もあり「自然と福祉の道へ進む思いがあった」といい、進学した大学では児童施設などでレクリエーションを企画するボランティアサークルに没頭した。そこで出会った障害のある人たちの心の純粋さに惹かれ、学習塾の講師などを経て現在の職場との縁を掴んだ。

 ○…支援の現場で常に心掛けているのは「優しい気持ちで接すること」。言葉での意思疎通が難しい利用者もいる中で、表情や行動から相手の思いを汲み取る努力を惜しまない。その上で「仕事に自信を持ちすぎず、常に初心を忘れないようにしたい」と語る。謙虚な姿勢と温かな思いやりで、誰もが自分らしく生きられる地域づくりを牽引していく。

 ○…休日は関東近郊のベーカリー巡りを楽しむ。日々のルーティンの一つが夜の公園でのキャッチボール。高校生の息子とボールを投げ合いながら、その日あったことなどの話を重ねる。「高校生にもなると全然しゃべってくれないんだけど、この時だけはポロっと話してくれる」。コミュニケーションを大事にする仕事ぶりにも重なる姿だ。

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